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2013.04.12

エアロ時代

wn130411.jpg
皆さん「エアロ」って言葉で
何をイメージしますか?


1980年代のスポーツ自転車には
確かにその言葉で色んな実験が
盛んにおこなわれました。


写真の自転車は当時のプロトタイプ。
シマノが自転車を作っていた・・・?
と勘違いするかもしれません。

何処からみてもメーカーの名前も
ありませんしね。
今でも同社がコンセプトバイクとして
制作されているのはパーツ名が入った
自転車はありますから当時からそれは
変わっていないのですが。

今はフレームの素材もかわり真円の
フレームパイプではない様々なカタチが
ありますからこのフレームに少しだけ
物足りなさを感じるかもしれません。

でも、当時としてはとても実験的な
自転車の一つでした。
当時の状況は日本製のパーツが
まだ世界的な評価を受けていない頃。

つまり追っかける立場でもあった
日本のパーツメーカーが創意工夫を
必死にやっていた時代です。

あれから30年以上の月日が流れました。
日本のパーツブランドは高い評価を
受けている反面、創意工夫の面では
他国の後塵を排しています。

自転車の性能曲線が緩やかになった
今こそ、もう一回、何を考えるのか。

いや何を考えるのかを待っていても
しょうがないのです。

あの頃、学んだ事はエアロブームの
終焉に合わせて全てがゴミになった
わけではありません。

むしろ考える過程や要素を明確に
してくれた部分も大きかった。

当時、中高生だった私も当時のこの
カタチから得たなにかが今も生きています。


もう一回、日本人として自転車の
面白いカタチとスタイルを創出したい。
出来ればこのエアロ時代を知らなくても
この自転車から得るインスピレーションを
今の時代にワクワクした気持ちでカタチに
したい若い世代と何かを作りたいな。




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