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2013.04.03

温故知新の賞味期限

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昨年、少しお手伝いをした70年代に
一世を風靡した「ジュニアスポーツ」を
取り上げたトークショー。

時代的にはまさにドンピシャな
タイミング。
自転車を構成する様々なモノ達に
夢中になっていた世代。
今、考えると性能的にどうなだろう
って思えるものでさえ、本当に
輝いていた時代。

でも、そんなモノ達の事が少しづつ
記憶から消えつつあることを最近は
ヒシヒシと感じずにいられません。


このプロダクトの作り手はまだ
現役として自転車業界に従事
されていらっしゃいる方ばかり。

でも、当時20-30代だった大先輩も
そろそろ引退をされる時代に
なりました。

あの熱狂的なジュニアスポーツ後に
日本独特の完成車としてのパッケージが
でき上がっていません。

あるのは輸入品ばかり。

大先輩の後の世代もその後の私達も
まだジュニアスポーツ車のような
パッケージを生み出されずにいます。

つまり、古きを訪ねるにもそろそろ
そんな賞味期限も切れかけています。

夢中になった私でさえ、当時の作り手
に直接話せる、聞ける時間はあと少し。
その頃に気の遠くなるような実験と
検証をした大先輩が何を考えてどういう
挑戦を市場に向けて発信したのか。

残されたものだけは分からない事が
沢山あります。



賞味期限はあとわずかなのです。



もちろんその後に訪れた、MTBや
トライアスロンなどはアメリカから
輸入されたとはいえ、当時の盛り
上がりを正確に伝えられる時間も
少なくなっています。

当時はそんな完成車パッケージの中で
日本株式会社こそが優れた商品を輸出
していたはずなのですが、すでに色んな
意味でアイディアとかシステムで自転車を
世界に向けて発信する求心力は急激に
衰えています。

私にはもっと悪い状況も予測していますが
それだけはなんとしても止めたい。

だって、自分の使うモノ位、自分で
気に入ったもので毎日使いたい。


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