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2012.02.18

過去の技術にマネぶ

wn120218.jpg

写真のディスクブレーキセットがなんだか
デザインが洗練されていないブレーキなんて
決して軽々しく言ってはいけません。

先日のトークショーで久しぶりに
拝見させていただいた70年当時に
ジュニアスポーツ車に取付けられていた
ディスクブレーキセット。

当時の素材で作られた少し武骨だけど
すでに自転車に取付けられるタイプが
あり、それは普通に取付けられていた
事実に驚きます。


先日当時の話をしていただいた大先輩の
言葉を借りれば、既存の考え方とかカタチに
拘らずに、何でも特に「カタチにしてみる」が
日本の自転車業界には確かにありました。

ライトシステムや変速システム、ブレーキシステム
に代表される当時の「メカ」は車やオートバイは
もちろんのこと、いろんなプロダクツから発想
された例も少なくないでしょうけど、それは
当時の日本が得意としていたマネぶ精神です。

まなぶとまねぶは似て非なるもの。
要するにパクったんでしょう・・・という
風潮があるのも知っています。

隣国のあまりにも滑稽なマネに対しては
かなり攻撃的になっているけど、結局
カタチの違いはあれ、それは日本人が
通過してきた歴史でもあります。

メカニックだってそうじゃないですか。
私の時代は先輩から教えてもらうより
マネをすることでその手法を覚えました。

いや、マネなんてカッコいいことはありません。
技術を盗み見たといった方が正しいでしょう。

先輩の工具の使いい方と見ながらその微妙な
力の入れる具合を必死にマネをしました。

今、講座に限らずですがそういうことが
減っています。
いや、きちんと言葉とかで伝えないと
逆に怒られてしまう時代でもあります。

私は別に昔の時代に自分が経験した
そんな簡単に教えないよ。真似て覚えろ。
なんて厳しいことを伝えるつもりは
ありません。
そんなことすれば、自分の技術に変な
自信を持ってしまうしそれは自分の技術が
そこで止まることを意味しています。

でも、これだけは伝えたい。
最初は真似ることを勧めたい。
工具の持ち方から角度まで。
その力の入る方向も含めて。

そこで自分なりのコツが少しづつ
見えてくるのでは。


冒頭の写真に映し出されたブレーキも
時を経て、また洗練したカタチが
価値をもつまでに進化しました。

だから決して真似ることだけを
否定してはいけないです。
真似てもそっくり同じものに
納得するかしないかがその人の
成長を左右してします。


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