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2010.04.06

保証という名の品質シール

wn100406.jpg

昔、フレームから自転車を作る仕事を
経営していたショップでおこなって
いたころに使っていたクロモリフレームの
品質ステッカーがなぜか探し物と
一緒に出てきました。

これは塗装されたフォークの上に
貼るものである一定の時間のって
色換えのときに備えて大事に
保管しております。

でも最近はこんな信用をしめす
小さなステッカーでさえなんだか
軽くなってしまったな~って
思えることばかり。

最近の報道で
ブランドの所在地と実際に商品を
生産している国、地域が違うことは
すでにそんなに驚きに値しないはず。

もちろん、自転車も例にもれず
むしろそういう違いのほうが
多くなっているはず。

さらに、自転車的論点になると
30点程度のパーツの生産国は
全て同一ではなく、もっと入り乱れて
いるしそもそも、基本的な部分だけ
でも組み立てた人間はいかなる人種で
あれ、どこの国で働いているかなんて
調べることはかなり困難です。

こうなってくると
もはやブランドと生産国の関係が
品質には重要ではなく、むしろ
ブランドとは品質管理をしてくれる
安心しか売っていないことになります。

でも、それで最低限は十分。
だってブランドの価値はそこに
あると言っても良いと思いませんか。
あとは魅力だの希少価値だのは
がんばって消費者の方が引き出すもの
だと思います。

でも、そんなときに今回の
写真のようなものはすごく
絶対的な価値=安心だったはず。

でも、最近は著しく作る方が
その絶対基準を崩している
そういう気がします。

売れればいい。

その語彙はいにしえの時代に
良いものをつくってそれを
自信に思うことが信用に
つながっていた。
そこまでしたならば売れないよりは
売れた方がいい。売れさえすれば
その商品の命は花咲くのです。

それがひいては
あのブランドはやっぱり
仕事をしてくれる。
という価値につながっていました。

現代になり一部のブランドはその
ブランド力という意味合いを
勘違いしてそこにあぐらをかいて
「売れればいい」という、本来は
企業の存在そのものが、ささやかな
社会奉仕だったころの言葉と大きく
意味合いが変わった、変わり過ぎて
います。


私はこのステッカーを使いきらないかも
しれませんが、そのフレームの命ある限り
一枚ずつ貼り続けます。
それがこのフレームの基礎となる
パイプを世に送り出したコロンバス社への
せめてもの感謝の証です。

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