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2010.04.04

報道特集を観ずに感じていること

昨日「報道特集」と言う番組の中で
少し前に起こった自転車事故について
いろんな当事者の証言などをもとに
約30分間の番組が放送されたことを
複数の方から連絡をいただきました。

それは生々しいレポートではありますが
輪界で現在働く方、自転車に興味にある方
まで幅広い方からの連絡でした。
事前に教えていただいていたのですが
運悪くその時間に拝見することが出来ず
該当の番組を見た時にはすでに教育関係の
話題に変わっていました。

だから、見ていない人間が想像で何を
語るといわれても困るのですが、やはり
輪界で従事している人間にとって
他人事でもないので今の感じた意見を
少しだけ。
まずは「自転車がブーム」だという
世の中でそう思いたい不確定な認識が
この問題を少しドラスティックに
伝えようとしていること。

輪界で働く人間にはブームという言葉の影で
そう思えない部分も沢山だし、そもそも理由が
分かっていない。
だからブームの影で大事故といわれても
それは流行ったから商品管理が散漫に
なっているわけではないということ。

加えて、30分で問題の全てを伝えること
真実を全て伝えきるには、あまりにも
短い時間であること。
そこには事実の編集があると思います。

エ、番組を見ていないおまえにと
言われそうですが多くの方はその
商品そのものを触ったわけではない。
私がいまメンテナンスの本を著作しない
理由はここにあります。
なぜなら、実際に触ったものではないと
その状態をうまく表現できないし
逆に言えばその自転車を前に
触ることさえ出来たら、何か解決の
糸口は見つかったかもと思うからです。

番組ではいろんな当事者がでて、責任の
分担を明確にしなかったり、ブランド
そのものがどうやって成り立っているか
どうやって作られているかを伝えていたとか。
なんだか、ハイアマチュアと呼ばれる
知識だけが発達してしまった愛好家が
そういう事実の一つを知ってしまって、さも
それが全てのブランドにおいてそういう事実だと
流布するかのような印象です。

確かに自転車という製品はパーツに
おける全てを内製して一つのブランドで
管理はしていません。
そもそも、得意分野というのがあって
それを持ち寄って、30位のパーツが
集まって出来ているのが自転車です。
だからこそどんなブランドでもどこかに
パーツを発注しているものなのです。

私のブログでもこの話しはキリが
無いので、この辺で思っていることを。


結局
「安全管理は誰がおこなうか」
と言うことは私にメールを下さった
全ての方はこの番組では分からなかった
ようです。問題提起がこの番組の趣旨
なんだろうけど、事故は現場で実際に
起こっています。

結局、安全管理とはパーツを生産する
段階で激しく管理すべきだし自転車の形
として出される段階でも再度チェック。
そして、区切りとしてはユーザーに
渡す時に組み上げるメカニックが
その品質を見るべきだと思います。

つまり、組立するということが
商品生産者や完成車ブランドから
軽んじられていることに一つの問題が
潜んでいるかと思います。


そしてもっと声を大にして言いたい。


自転車は乗り始めてから、なじみの
メカニックが定期的に自転車全体を
みているかが今回の安全管理の
一つの解決する方策だと思います。
(唯一の解決策ではありません)

素晴らしいメカニックとは自転車を
手で触ってみて、何となく不具合を
感じられること。
(別に怪しい商法を展開しようというわけではなくって)

ずーっと自転車を作業し続けていると
変な違和感を感じることがあります。
と言うのも、自転車は新車からのり
始めたら、すでにどこかが消耗したり
不具合がでるもの。
比較してはいけないかもしれませんが
人間の体のようなものです。

人間の体との大きな違いは
パーツ交換でその不具合が直ることも
あります。

具体的な一例だけで、この問題を
想像して語るのは自由だけど
突然、壊れたと思える事故にも
原因は必ずあります。

もちろん、メカニックが気付かなかった
といって全ての事例で、法人でも
あるブランドメーカーからすべての
責任を押しつけられるのはたまりませんが
少なくとも自分の仕事には自信と責任を
もってあたることは社会のどの仕事でも
一緒だと思うのです。


この記事へのコメント
吉村さんこんにちは

「商品生産者や完成車ブランドから
軽んじられていることに一つの問題が
潜んでいるかと思います。」

確かにそうかも知れませんね。
完成車に関して言えば、販売価格は決まっているので、組立に関しては整備料金を取れない。この辺りには販売店のジレンマが在る様に思います。

ただモーターサイクルに比べて圧倒的に利益率は高いですから、そこで納車整備料は取れないですよね。

この報道特集の番組は私は見ていませんが、本日事務所に来たら「AKIコーポレーション」様から、RSTのサスに対しての整備注意喚起のFAXが着ていました。

取り扱っている問屋さん・メーカーさんの資質も問われるようです。
Posted by SND at 2010.04.05 16:31 | 編集
毎度です。
自転車は自転車屋さんが組み立ててやっと平均的な一人前になるということ。
それにはどのくらいの時間がかかるかを提示すれば、組立料はきちんとメーカーも提示すべきことになると思います。

この問題はこれまでのこと以上に「これからどうするか」が問われています。


>
> 「商品生産者や完成車ブランドから
> 軽んじられていることに一つの問題が
> 潜んでいるかと思います。」
>
> 確かにそうかも知れませんね。
> 完成車に関して言えば、販売価格は決まっているので、組立に関しては整備料金を取れない。この辺りには販売店のジレンマが在る様に思います。
>
> ただモーターサイクルに比べて圧倒的に利益率は高いですから、そこで納車整備料は取れないですよね。
>
> この報道特集の番組は私は見ていませんが、本日事務所に来たら「AKIコーポレーション」様から、RSTのサスに対しての整備注意喚起のFAXが着ていました。
>
> 取り扱っている問屋さん・メーカーさんの資質も問われるようです。
Posted by wrenchy43 at 2010.04.05 19:19 | 編集
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